下記記事の見出し一覧
- 第86回箱根駅伝ー今回の本選出場を逃した大学ー (12/30)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー上尾ハーフマラソンから有力選手を探る編ー (12/30)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー東洋大・「新山の神」柏原以外の9人ー (12/30)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー東海大・村澤と早川ー (12/30)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー中央大・大石港与ー (12/30)
- 9:46 9205JAL また大きく下げる! (12/30)
- 9:10 9205JAL 大荒れ? (12/30)
- 8:40 今日の注目点はなんといっても・・・ (12/30)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー早稲田・八木勇樹ー (12/29)
- 第86回箱根駅伝注目選手ー日大・ダニエルー (12/29)
2009.12.30 Wednesday
年々注目度を増してきている箱根駅伝。
テレビ視聴率も30%近い数字を長時間獲得できるため、テレビ放送をしている日本テレビも相当力を入れているそうです。
大学側にとっても強い大学ほど長時間テレビで露出され続けるため、どの大学もかなりの力を入れています。
早稲田はこれまで野球とラグビーにスポーツ関連の予算を振り分けてきたようですが、ここ最近は陸上にもかなりの予算を振り分けているようです。
伝統校の中では例年日大と中大が出場を続けていますが、早稲田が強烈に優勝を目指してきているとともに、ここ20年ほどまったく出場していなかった明治大が優勝争いに加わるなど、伝統校も力を入れています。
また、新興大学も続々と現れており、中央学院大や上武大、城西大なども上位に食い込む力を蓄えています。
伝統校は、真紅の中大、紫紺の明治、エンジの早稲田、桜色の日大など、襷の色がとてもシンプルなのが特徴。新興大学はとても明るくて現代的な色使いをしているという特徴があります。
中大は白門・中央ですが(東大の赤門と対比される)、イメージカラーは赤。桜門の日大はイメージカラーがピンクといわれますが、このピンクは桃色ではなく桜の色です。
そんな中、今年衝撃的だったのが、箱根駅伝の優勝回数11回を誇る順天堂大学が出場しないということ。数年前、4年生ばかりエントリーされた年があり、今後どうなるのだろうと思っていたら、なんとあの順大が出場しないという信じられない事態が起こりました。
それだけ、伝統校が箱根に力をいれ、これに加えて箱根新興大学が続々と現れている証拠です。
なお、大学受験を考えている中学生や高校生およびその親御さんがよく耳にする「早慶上智」「MARCH」「日東駒専」のうち、今年の箱根駅伝に出場しないのはこれら13校のうちたったの慶応義塾、上智、立教だけです。
*早慶上智=早稲田、慶応義塾、上智。MARCH=明治、青山学院、立教、中央、法政。日東駒専=日本、東洋、駒沢、専修
明治と青山学院は箱根に帰ってきたのですが、「東京6大学」にも所属している立教大学が最近のスポーツ界ではとても影が薄くなっています。
*今年の箱根駅伝予選会の順位
平成に入ってからは、野球やラグビーといえば早稲田や明治、箱根といえば中大や日大というイメージでしたが、ここ数年は早稲田と明治が箱根でとても強豪校になっています。
逆に、中大出身の阿部慎之助や亀井義行が巨人で大活躍するとともに、沢村が来季ののドラフトの目玉になるなど、中大は駅伝というよりも野球のイメージが強くなっています。
中大はシード権確保ぎりぎりといった順位がここ数年続いていますが、やはり中大は箱根駅伝の顔でいてもらいたいものです。
テレビ視聴率も30%近い数字を長時間獲得できるため、テレビ放送をしている日本テレビも相当力を入れているそうです。
大学側にとっても強い大学ほど長時間テレビで露出され続けるため、どの大学もかなりの力を入れています。
早稲田はこれまで野球とラグビーにスポーツ関連の予算を振り分けてきたようですが、ここ最近は陸上にもかなりの予算を振り分けているようです。
伝統校の中では例年日大と中大が出場を続けていますが、早稲田が強烈に優勝を目指してきているとともに、ここ20年ほどまったく出場していなかった明治大が優勝争いに加わるなど、伝統校も力を入れています。
また、新興大学も続々と現れており、中央学院大や上武大、城西大なども上位に食い込む力を蓄えています。
伝統校は、真紅の中大、紫紺の明治、エンジの早稲田、桜色の日大など、襷の色がとてもシンプルなのが特徴。新興大学はとても明るくて現代的な色使いをしているという特徴があります。
中大は白門・中央ですが(東大の赤門と対比される)、イメージカラーは赤。桜門の日大はイメージカラーがピンクといわれますが、このピンクは桃色ではなく桜の色です。
そんな中、今年衝撃的だったのが、箱根駅伝の優勝回数11回を誇る順天堂大学が出場しないということ。数年前、4年生ばかりエントリーされた年があり、今後どうなるのだろうと思っていたら、なんとあの順大が出場しないという信じられない事態が起こりました。
それだけ、伝統校が箱根に力をいれ、これに加えて箱根新興大学が続々と現れている証拠です。
なお、大学受験を考えている中学生や高校生およびその親御さんがよく耳にする「早慶上智」「MARCH」「日東駒専」のうち、今年の箱根駅伝に出場しないのはこれら13校のうちたったの慶応義塾、上智、立教だけです。
*早慶上智=早稲田、慶応義塾、上智。MARCH=明治、青山学院、立教、中央、法政。日東駒専=日本、東洋、駒沢、専修
明治と青山学院は箱根に帰ってきたのですが、「東京6大学」にも所属している立教大学が最近のスポーツ界ではとても影が薄くなっています。
*今年の箱根駅伝予選会の順位
平成に入ってからは、野球やラグビーといえば早稲田や明治、箱根といえば中大や日大というイメージでしたが、ここ数年は早稲田と明治が箱根でとても強豪校になっています。
逆に、中大出身の阿部慎之助や亀井義行が巨人で大活躍するとともに、沢村が来季ののドラフトの目玉になるなど、中大は駅伝というよりも野球のイメージが強くなっています。
中大はシード権確保ぎりぎりといった順位がここ数年続いていますが、やはり中大は箱根駅伝の顔でいてもらいたいものです。
2009.12.30 Wednesday
箱根駅伝ではとかく1万メートルでの記録でその人の実力を語るきらいがありますが、実は直前の調子のよさを図る指標として非常に参考になるのが上尾ハーフマラソンです。
その理由は(1)ハーフマラソンはフルマラソンの半分の距離なので21km程度と箱根駅伝のひと区間の距離とほぼ同じ、(2)実施時期が11月中旬なのでその人の直前の調子をみるのに最適(今年は2009年11月15日(日)開催)、(3)箱根と同じロードでの記録であること、(4)埼玉で行われるため関東の大学が出場するのにちょうどよい、という点にあります。
で、今年の上尾ハーフの結果は以下のとおりです。
【大学生の部】 ※20位まで
優勝 平賀翔太(早大1年)1:03:44
2位 棟方雄己(中大2年)1:03:58
3位 山本庸平(中大4年)1:04:02
4位 丸林祐樹(日大4年)1:04:05
5位 堂本尚寛(日大2年)1:04:26
6位 水越智也(中大4年)1:04:28
7位 山崎大直(日大2年)1:04:31
8位 松枝翔(山学大2年)1:04:36
9位 岡本考平(明大3年)1:04:39
10位 小山大介(山学大4年)1:04:41
11位 田原淳平(明大2年)1:04:41
12位 工藤正也(東洋大)1:04:44
13位 仁科徳将(國学大)1:04:45
14位 小柳津幸輝(日体大)1:04:55
15位 神澤陽一(早大4年)1:04:57
16位 木之下翔太(中学大)1:05:51
17位 近藤俊一(明大2年)1:05:10
18位 大谷健太(山学大4年)1:05:14
19位 山本隆司(城西大)1:05:15
20位 小釜燈台(明大3年)1:05:20
ちなみに、早稲田の残りの選手の記録は、
61位八木勇樹(2年)1時間6分09秒
70位井上太郎(2年)1時間6分22秒
84位猪俣英希(3年)1時間6分39秒
87位高原聖典(4年)1時間6分44秒
141位高野寛基(3年)1時間7分35秒
165位西城裕堯(1年)1時間7分58秒
444位福島啓太郎(4年)1時間24分52秒
このようにしてみてみると、ここにきて調子を上げているのが中央大の1〜3区をまかされる水越、山本、棟方ということ。そして、日大の9区・10区をまかされる丸林、山崎、そしてとりあえず補欠にエントリーされた堂本。明治もなにげに20位以内に4人入っています。
こういった古豪系大学の主力が地味に本番での活躍が期待されます。
ちなみに、この上尾ハーフで優勝した早稲田の平賀や同じ1年の佐々木はともに補欠でエントリーされています。また主力の高原も補欠になっており、これら3人は当日エントリー変更される可能性が高くなっています。
駒大や東洋大の布陣を検討したうえで、渡辺監督が3・4・7・8区のどこかに彼ら3人をエントリーしてくるものと思われます。
その理由は(1)ハーフマラソンはフルマラソンの半分の距離なので21km程度と箱根駅伝のひと区間の距離とほぼ同じ、(2)実施時期が11月中旬なのでその人の直前の調子をみるのに最適(今年は2009年11月15日(日)開催)、(3)箱根と同じロードでの記録であること、(4)埼玉で行われるため関東の大学が出場するのにちょうどよい、という点にあります。
で、今年の上尾ハーフの結果は以下のとおりです。
【大学生の部】 ※20位まで
優勝 平賀翔太(早大1年)1:03:44
2位 棟方雄己(中大2年)1:03:58
3位 山本庸平(中大4年)1:04:02
4位 丸林祐樹(日大4年)1:04:05
5位 堂本尚寛(日大2年)1:04:26
6位 水越智也(中大4年)1:04:28
7位 山崎大直(日大2年)1:04:31
8位 松枝翔(山学大2年)1:04:36
9位 岡本考平(明大3年)1:04:39
10位 小山大介(山学大4年)1:04:41
11位 田原淳平(明大2年)1:04:41
12位 工藤正也(東洋大)1:04:44
13位 仁科徳将(國学大)1:04:45
14位 小柳津幸輝(日体大)1:04:55
15位 神澤陽一(早大4年)1:04:57
16位 木之下翔太(中学大)1:05:51
17位 近藤俊一(明大2年)1:05:10
18位 大谷健太(山学大4年)1:05:14
19位 山本隆司(城西大)1:05:15
20位 小釜燈台(明大3年)1:05:20
ちなみに、早稲田の残りの選手の記録は、
61位八木勇樹(2年)1時間6分09秒
70位井上太郎(2年)1時間6分22秒
84位猪俣英希(3年)1時間6分39秒
87位高原聖典(4年)1時間6分44秒
141位高野寛基(3年)1時間7分35秒
165位西城裕堯(1年)1時間7分58秒
444位福島啓太郎(4年)1時間24分52秒
このようにしてみてみると、ここにきて調子を上げているのが中央大の1〜3区をまかされる水越、山本、棟方ということ。そして、日大の9区・10区をまかされる丸林、山崎、そしてとりあえず補欠にエントリーされた堂本。明治もなにげに20位以内に4人入っています。
こういった古豪系大学の主力が地味に本番での活躍が期待されます。
ちなみに、この上尾ハーフで優勝した早稲田の平賀や同じ1年の佐々木はともに補欠でエントリーされています。また主力の高原も補欠になっており、これら3人は当日エントリー変更される可能性が高くなっています。
駒大や東洋大の布陣を検討したうえで、渡辺監督が3・4・7・8区のどこかに彼ら3人をエントリーしてくるものと思われます。
2009.12.30 Wednesday
前回の箱根駅伝で衝撃のデビューを飾った、東洋大の柏原竜二。
1年生でいきなりの山登り5区を走り、5分以上あった差を一気にひっくり返しての往路優勝、翌日の復路でも柏原が作ったいい流れを維持して総合優勝と東洋大が一気に有力校入りした1年でした。
今回の箱根駅伝全出場選手の中での一番の注目選手は、やはりこの柏原竜二でしょう。
ただ、今年も優勝候補の筆頭といわれる東洋大が2連覇するためには、他の9人の走りもとても重要になります。
柏原以外のこの人が重要というのはなく、この大学の場合は柏原以外の9人全員が重要となります。
で、データをみてみると、なんと出場選手にエントリーされている15人全員がなんと1万メートル29分以内と縛軍の安定感を誇るチームであります(ただしひとりだけ1年生に5000メートルの記録しかない人がいます)。
28分台のタイムを持つものが柏原と1区をまかされた宇野博之。
前回、9区で2位の大津が2区、8区2位の千葉が今回も8区を走ることになりました。
柏原にだけ目がいきがちですが、実は総合力も他のチーム以上のものがあります。
全員が、自分の力を出し切れば必ず結果がついてくる布陣であります。
そのため、他の優勝を狙っている大学はまず東洋大のいかにして対抗するかという布陣を敷いてきているようです。
柏原が本来の走りをすれば、5区までの5分以内の差ではひっくり返されるおそれがあるのです。
ですから他の学校は
(1)4区までで6〜7分以上の差をつける戦法をとるか、
(2)5区でひっくり返されても復路の6区以降で再度勝負をかけられる選手を復路に配置するか、
(3)5区で柏原に負けない走りをする選手をもってくるか
というどの戦法をとるかが重要になってきます。
結論からいいますと、早稲田や駒大は(1)〜(3)のすべての対策をとっているようです。1区〜3区に有力選手を配置し、5区も力のある選手、そして復路も9区を中心にいい選手を配置しています。
これに対し、東洋大は4区終了時点でなんとか5分以内で柏原につなげることが重要になります。また、前回は5区柏原の走りに触発されていい波に乗った復路ですが、復路にいい波を持ち込めるムードがいかに形成されるかも重要になりそうです。
結局、東洋大が優勝できるかは、柏原を含めた10人全員の当日の走りにかかっています。
山登り・山下りでは、当日の体調などでどんな強い選手でも思いがけないブレーキになることがあります。その意味では、柏原の当日の出来も重要です。柏原は大学3大駅伝ではこれまで個人順位3位以下に一度も落ちたことがないのですが、このハイレベルでの安定感がいつまで続くのかも注目です。
1年生でいきなりの山登り5区を走り、5分以上あった差を一気にひっくり返しての往路優勝、翌日の復路でも柏原が作ったいい流れを維持して総合優勝と東洋大が一気に有力校入りした1年でした。
今回の箱根駅伝全出場選手の中での一番の注目選手は、やはりこの柏原竜二でしょう。
ただ、今年も優勝候補の筆頭といわれる東洋大が2連覇するためには、他の9人の走りもとても重要になります。
柏原以外のこの人が重要というのはなく、この大学の場合は柏原以外の9人全員が重要となります。
で、データをみてみると、なんと出場選手にエントリーされている15人全員がなんと1万メートル29分以内と縛軍の安定感を誇るチームであります(ただしひとりだけ1年生に5000メートルの記録しかない人がいます)。
28分台のタイムを持つものが柏原と1区をまかされた宇野博之。
前回、9区で2位の大津が2区、8区2位の千葉が今回も8区を走ることになりました。
柏原にだけ目がいきがちですが、実は総合力も他のチーム以上のものがあります。
全員が、自分の力を出し切れば必ず結果がついてくる布陣であります。
そのため、他の優勝を狙っている大学はまず東洋大のいかにして対抗するかという布陣を敷いてきているようです。
柏原が本来の走りをすれば、5区までの5分以内の差ではひっくり返されるおそれがあるのです。
ですから他の学校は
(1)4区までで6〜7分以上の差をつける戦法をとるか、
(2)5区でひっくり返されても復路の6区以降で再度勝負をかけられる選手を復路に配置するか、
(3)5区で柏原に負けない走りをする選手をもってくるか
というどの戦法をとるかが重要になってきます。
結論からいいますと、早稲田や駒大は(1)〜(3)のすべての対策をとっているようです。1区〜3区に有力選手を配置し、5区も力のある選手、そして復路も9区を中心にいい選手を配置しています。
これに対し、東洋大は4区終了時点でなんとか5分以内で柏原につなげることが重要になります。また、前回は5区柏原の走りに触発されていい波に乗った復路ですが、復路にいい波を持ち込めるムードがいかに形成されるかも重要になりそうです。
結局、東洋大が優勝できるかは、柏原を含めた10人全員の当日の走りにかかっています。
山登り・山下りでは、当日の体調などでどんな強い選手でも思いがけないブレーキになることがあります。その意味では、柏原の当日の出来も重要です。柏原は大学3大駅伝ではこれまで個人順位3位以下に一度も落ちたことがないのですが、このハイレベルでの安定感がいつまで続くのかも注目です。
2009.12.30 Wednesday
東海大が箱根駅伝の前哨戦である全日本伊勢で実績を残した3人を1〜3区にもってきました。
1区ー2年の刀祢、2区はスーパールーキーの1年村澤、3区も1年の早川。
メディアの注目度もこの村澤・早川に集まっています。
全日本で村澤は2区を走り2位、早川は1区をまかされ4位と抜群のスピードをもっています。
このように東海大の場合はこの村澤・早川の2人にのみ注目が集まっていますが、これにはもうひとつの理由があります。
それは、前回の箱根を走ったメンバーの中で今年もエントリーされている選手は5人。その5人がすべて区間個人順位2ケタなのです。
そのため、上級生ではなく1年生に注目がどうしてもいってしまうのです。
東海大の作戦は単純明快。
1〜3区でできるだけ貯金をして、なんとか逃げるという作戦です。いわば箱根駅伝の王道です。
10区間の中に4年生が1人しかエントリーされていない世代交代を図ったチームなだけに、総合順位は未知数。
各人がまかされた役割をしっかり果たせば、上位に食い込む可能性は十分にあります。
1区ー2年の刀祢、2区はスーパールーキーの1年村澤、3区も1年の早川。
メディアの注目度もこの村澤・早川に集まっています。
全日本で村澤は2区を走り2位、早川は1区をまかされ4位と抜群のスピードをもっています。
このように東海大の場合はこの村澤・早川の2人にのみ注目が集まっていますが、これにはもうひとつの理由があります。
それは、前回の箱根を走ったメンバーの中で今年もエントリーされている選手は5人。その5人がすべて区間個人順位2ケタなのです。
そのため、上級生ではなく1年生に注目がどうしてもいってしまうのです。
東海大の作戦は単純明快。
1〜3区でできるだけ貯金をして、なんとか逃げるという作戦です。いわば箱根駅伝の王道です。
10区間の中に4年生が1人しかエントリーされていない世代交代を図ったチームなだけに、総合順位は未知数。
各人がまかされた役割をしっかり果たせば、上位に食い込む可能性は十分にあります。
2009.12.30 Wednesday
「古豪・中大」といわれている中央大学。最多出場・最多優勝を誇る箱根駅伝の雄です。
その中大も影では「万年3位の中大」といういわれ方をするほど、優勝はしないもののいつも3位にはつける手堅い走りが特徴でもありました。
しかし、万年3位が4位に落ち、ここ3年ほどはぎりぎりシード権確保という駅伝ファンからはさびしい走りになっています。
メディアの中では今年も1〜3区が重要といういわれ方をしているメディアがあるようですが、中大はエース格に成長した大石港与を今年も5区に配置してきました。
この大石港与は1万メートルの持ちタイムはそんなによくありませんが、今年の出雲・全日本伊勢ともにアンカーを走り、周りをびっくりさせるような走りをして中大の順位を最後の最後に押し上げる目覚しい活躍をしています(出雲総合5位、全日本総合6位)。
しかも、全日本では同じアンカーを務めた駒大・深津を振り切って順位を押し上げました(個人順位は日大・ダニエルに次ぐ2位)。
今年の箱根でもシード権確保がやっとという見方が大勢だった中大の前評判を覆す働きが、この大石には期待されているわけです。
最近の箱根駅伝の大学の監督がよくいう言葉が「早い選手より強い選手」。
中大・浦田監督は「今年は強いランナーがいない」といっているようですが、今年の大石にはその強さが芽生えてきているような実績を残してます。
5区山登りの大石と6区山下りの山下はこの区間の経験者であって、この5区6区にかかる期待はかなりのものになっています。
その反面、上野裕一郎のような絶対的なエースがいなくなったことから、1〜3区の出だしを心配するのが大方の見方のようです。しかし、2009年11月15日(日)開催の上尾ハーフマラソンでは、なんと大学生の部第2位が棟方、3位山本、6位水越というように、実は虎視眈々と上位を狙える布陣に仕上がってきています。
1区に起用された水越は大コケしない安定感が起用の理由と思われます。1〜4区までは手堅く6・7位狙いといったところでしょうか。他の有力校も1〜3区にエースを配置していくることからして、1〜4区で3位以上の上位は中大としても考えていないように思います。
まあそれでも、1〜4区で中大がまともにテレビで大きく取り上げられる時間帯はほとんどないと思われます。
出雲の1区をまかされた棟方は、スタート直前にカメラが選手に寄った際にカメラに向かってピースをするといった非常に子供じみた目立ち方をしていました。彼も今年12月20日に二十歳になりましたので、これを機会にもっと大人になってもらいたいものです。
棟方はテレビの前で変な目立ち方をするのではなく、走りで目立ってください。
なお、中大の場合4・8・9区でエントリーされている1年生のところに、斉藤と小柳が当日にエントリー変更されるものと思われます。
中大では1年生から箱根を走った選手がその後のエース格に育っているため、今年走ることができた1年生は箱根経験者という自覚を持ち、当日走ることができなかった1年生はこれを機会にもっと強い選手になってチームを将来支えてもらいたいものです。
復路7区の高橋の起用は期待する声も多いですが、箱根駅伝は距離が長いという点できがかりな面は否定できません。
その中大も影では「万年3位の中大」といういわれ方をするほど、優勝はしないもののいつも3位にはつける手堅い走りが特徴でもありました。
しかし、万年3位が4位に落ち、ここ3年ほどはぎりぎりシード権確保という駅伝ファンからはさびしい走りになっています。
メディアの中では今年も1〜3区が重要といういわれ方をしているメディアがあるようですが、中大はエース格に成長した大石港与を今年も5区に配置してきました。
この大石港与は1万メートルの持ちタイムはそんなによくありませんが、今年の出雲・全日本伊勢ともにアンカーを走り、周りをびっくりさせるような走りをして中大の順位を最後の最後に押し上げる目覚しい活躍をしています(出雲総合5位、全日本総合6位)。
しかも、全日本では同じアンカーを務めた駒大・深津を振り切って順位を押し上げました(個人順位は日大・ダニエルに次ぐ2位)。
今年の箱根でもシード権確保がやっとという見方が大勢だった中大の前評判を覆す働きが、この大石には期待されているわけです。
最近の箱根駅伝の大学の監督がよくいう言葉が「早い選手より強い選手」。
中大・浦田監督は「今年は強いランナーがいない」といっているようですが、今年の大石にはその強さが芽生えてきているような実績を残してます。
5区山登りの大石と6区山下りの山下はこの区間の経験者であって、この5区6区にかかる期待はかなりのものになっています。
その反面、上野裕一郎のような絶対的なエースがいなくなったことから、1〜3区の出だしを心配するのが大方の見方のようです。しかし、2009年11月15日(日)開催の上尾ハーフマラソンでは、なんと大学生の部第2位が棟方、3位山本、6位水越というように、実は虎視眈々と上位を狙える布陣に仕上がってきています。
1区に起用された水越は大コケしない安定感が起用の理由と思われます。1〜4区までは手堅く6・7位狙いといったところでしょうか。他の有力校も1〜3区にエースを配置していくることからして、1〜4区で3位以上の上位は中大としても考えていないように思います。
まあそれでも、1〜4区で中大がまともにテレビで大きく取り上げられる時間帯はほとんどないと思われます。
出雲の1区をまかされた棟方は、スタート直前にカメラが選手に寄った際にカメラに向かってピースをするといった非常に子供じみた目立ち方をしていました。彼も今年12月20日に二十歳になりましたので、これを機会にもっと大人になってもらいたいものです。
棟方はテレビの前で変な目立ち方をするのではなく、走りで目立ってください。
なお、中大の場合4・8・9区でエントリーされている1年生のところに、斉藤と小柳が当日にエントリー変更されるものと思われます。
中大では1年生から箱根を走った選手がその後のエース格に育っているため、今年走ることができた1年生は箱根経験者という自覚を持ち、当日走ることができなかった1年生はこれを機会にもっと強い選手になってチームを将来支えてもらいたいものです。
復路7区の高橋の起用は期待する声も多いですが、箱根駅伝は距離が長いという点できがかりな面は否定できません。
2009.12.30 Wednesday
72〜3円程度で踏みとどまっているような動きをしていた9205JALですが、また下げる展開になっています。
現在、62円。売りが売りを呼ぶ展開といいますか、投売りが起きているような怒涛の売りです。
そのせいか、業種別の空運業がマイナス8%の下落となっています。
日経平均はまだプラスですが、この9205JALの動きだけを見ていると大荒れの大納会です。
現在、62円。売りが売りを呼ぶ展開といいますか、投売りが起きているような怒涛の売りです。
そのせいか、業種別の空運業がマイナス8%の下落となっています。
日経平均はまだプラスですが、この9205JALの動きだけを見ていると大荒れの大納会です。
2009.12.30 Wednesday
9205JAL、特売りスタートでいきなり年初来安値を更新してのスタートです。
とりあえず今日の初値は76円。いきなり10%以上も下げてのスタートです。
昨日は年初来安値の85円に一時並んだものの、更新まではしていませんでした。
とりあえず今日の初値は76円。いきなり10%以上も下げてのスタートです。
昨日は年初来安値の85円に一時並んだものの、更新まではしていませんでした。
2009.12.30 Wednesday
今週始めにも書きましたが、今日の注目点はなんといっても日経平均が8月26日に付けた年初来高値(1万0639円)を上回って終えるかです。
昨日の終値が10638円。ですから、今日はこの昨日の終値を1円でも越えて終えれば、年初来高値を大納会の日に超えて終えられることになります。
つまり、プラスで終えればいいのです。
本日は、全日立会いの大納会です。
ちなみに、新年4日からの東証アローヘッドの導入で様子見をしたい方が用心して今日中に手仕舞い売りをするのでは?という見方が出ています。
昨日の終値が10638円。ですから、今日はこの昨日の終値を1円でも越えて終えれば、年初来高値を大納会の日に超えて終えられることになります。
つまり、プラスで終えればいいのです。
本日は、全日立会いの大納会です。
ちなみに、新年4日からの東証アローヘッドの導入で様子見をしたい方が用心して今日中に手仕舞い売りをするのでは?という見方が出ています。
2009.12.29 Tuesday
早稲田もいわずと知れた優勝候補の筆頭です。ここ数年優勝候補をいわれながら、毎年惜しいところで優勝を逃しています。
注目ランナーは5区を走ることになった八木勇樹でしょうか。
他の大学の場合は目標が3位だとかシード権確保というところが多い中、明確に優勝を狙っています。そのため、非常にレベルの高い選手が揃っています。
各大学には伝統的にキャッチフレーズみたいなものがあります。大東文化大なら「山の大東」、順天堂なら「復路の順大」、中大なら「古豪・中大」といった具合です。
そのような中で、早稲田は「調整の早稲田」といわれることがあります。
とにかく本番直前の調整のうまさに定評があり、どの選手もどの選手も実力以上の出来を本番で発揮するのです。そのため、1区の矢澤曜や2区の尾崎貴宏、6区の加藤創大といったエース級、準エース級の選手は心配いらないと思います。
問題はやはり5区山登りの八木勇樹。どれだけ山登りに適性があるかです。スピードランナーであることは間違いないです。
あと、補欠に回った佐々木寛文と平賀翔太を往路・復路のどちらで起用するかにも注目です。
往路で起用して先行逃げ切りという作戦をとるのか、それとも復路で起用してまさかの場合の巻き返しを図るのか。
渡辺監督の選手起用の采配も早稲田の見所のひとつとなりそうです。
注目ランナーは5区を走ることになった八木勇樹でしょうか。
他の大学の場合は目標が3位だとかシード権確保というところが多い中、明確に優勝を狙っています。そのため、非常にレベルの高い選手が揃っています。
各大学には伝統的にキャッチフレーズみたいなものがあります。大東文化大なら「山の大東」、順天堂なら「復路の順大」、中大なら「古豪・中大」といった具合です。
そのような中で、早稲田は「調整の早稲田」といわれることがあります。
とにかく本番直前の調整のうまさに定評があり、どの選手もどの選手も実力以上の出来を本番で発揮するのです。そのため、1区の矢澤曜や2区の尾崎貴宏、6区の加藤創大といったエース級、準エース級の選手は心配いらないと思います。
問題はやはり5区山登りの八木勇樹。どれだけ山登りに適性があるかです。スピードランナーであることは間違いないです。
あと、補欠に回った佐々木寛文と平賀翔太を往路・復路のどちらで起用するかにも注目です。
往路で起用して先行逃げ切りという作戦をとるのか、それとも復路で起用してまさかの場合の巻き返しを図るのか。
渡辺監督の選手起用の采配も早稲田の見所のひとつとなりそうです。
2009.12.29 Tuesday
日大といえば、とにもかくにもダニエルである。ギタウ・ダニエル。
この選手に関してはなにもいうことがないスピードランナーであるため他の選手のなかで注目選手を探しましたが、あえなく断念。
良くも悪くも今年の日大はダニエルを活かすか殺すかにかかっているチームといえそうです。
9区ー丸林、10区ー山崎というエントリー配置が明らかになったことで、日大は1区ー谷口で出遅れをなくし、2区ダニエルでつけられるだけの貯金を2区終了時までに蓄える作戦のようです。1区・2区でできるだけ「逃げ」て、逃げ切れなくなるだろう9区と10区で盛り返す作戦です。
今年の箱根駅伝は団子状態、不調な選手やブレーキの選手がでた大学が順位を大きく下げる展開が大いに予想されるため、逃げられるだけ逃げるという戦術はとても有効な気がします。残りの選手は1km平均3分05秒程度のラップを刻んで無理をしないですみますし、スピード駅伝といわれる最近の箱根駅伝では自分に合ったラップをちゃんと刻むことの重要性が再認識されるべき時期がきています。
体調不良の選手の起用や無理な入りによるオーバーペースなどで予想外のブレーキを起こすのが最近の箱根駅伝ではとても怖い結末を導きます。
この選手に関してはなにもいうことがないスピードランナーであるため他の選手のなかで注目選手を探しましたが、あえなく断念。
良くも悪くも今年の日大はダニエルを活かすか殺すかにかかっているチームといえそうです。
9区ー丸林、10区ー山崎というエントリー配置が明らかになったことで、日大は1区ー谷口で出遅れをなくし、2区ダニエルでつけられるだけの貯金を2区終了時までに蓄える作戦のようです。1区・2区でできるだけ「逃げ」て、逃げ切れなくなるだろう9区と10区で盛り返す作戦です。
今年の箱根駅伝は団子状態、不調な選手やブレーキの選手がでた大学が順位を大きく下げる展開が大いに予想されるため、逃げられるだけ逃げるという戦術はとても有効な気がします。残りの選手は1km平均3分05秒程度のラップを刻んで無理をしないですみますし、スピード駅伝といわれる最近の箱根駅伝では自分に合ったラップをちゃんと刻むことの重要性が再認識されるべき時期がきています。
体調不良の選手の起用や無理な入りによるオーバーペースなどで予想外のブレーキを起こすのが最近の箱根駅伝ではとても怖い結末を導きます。