下記記事の見出し一覧
- 10:22 日経平均 マイナス入り! (08/31)
- 10:20 日経平均 上げ幅ほぼ解消!まさかマイナス入り?? (08/31)
- 10:10 日経平均 早くも息切れ? (08/31)
- 9:33 前回の衆院選後の株価急騰の再来なるか?? (08/31)
- 9:22 日経平均200円以上の上昇!民主党への期待?? (08/31)
- 落選した主な候補者と選挙区で敗れ比例復活した候補者 (08/31)
- 市場の関心は新政権の政策 総選挙 (08/30)
- 民主党の獲得議席数は株式市場にどう影響をもたらすか? (08/29)
- 岡三オンライン証券、信用取引の手数料上げ (08/29)
- 09衆院選の本当の争点はなにか? (08/27)
2009.08.31 Monday
踏みとどまるかとも思えた日経平均ですが、すんなりとマイナス入りです。
市場関係者も外国人もどういう動きになるか、様子見に入るのでしょうか。それにしても、今日は先週までの小動きが信じられないくらいの荒い展開になっています。
市場関係者も外国人もどういう動きになるか、様子見に入るのでしょうか。それにしても、今日は先週までの小動きが信じられないくらいの荒い展開になっています。
2009.08.31 Monday
なんと寄付きから1時間半の間に200円以上上げ、一気にそこから上げ幅分すべて解消するほどの急落です。
一気に200円上げ、そこから一気に200円下げたことになります。
民主党政権から一時は買われましたが、今は不安が交錯しているのでしょうか。なお、教育関連銘柄の中には衆院選とうイベント通過で材料出尽くしの売りがでているようです。
一気に200円上げ、そこから一気に200円下げたことになります。
民主党政権から一時は買われましたが、今は不安が交錯しているのでしょうか。なお、教育関連銘柄の中には衆院選とうイベント通過で材料出尽くしの売りがでているようです。
2009.08.31 Monday
日経平均が今日の最高値から早くも100円以上下げています。
昨日の選挙で政権与党と次の総理大臣が誰かは決まりましたが(まだ任命はされていませんが)、組閣人事に注目が集まっています。
民主党は官僚主導政治打破を公言しているため、官僚の言いなりにならない大臣の起用が当然必要になります。
組閣人事に注目が集まるのも当然といえば当然でしょうか。
社民党党首の入閣などにも注目です。また人気取りでいえば田中真紀子さんの入閣も考えられそうですが、官僚と揉め事を起こしたことのある前歴からするとそう簡単にはいかないのでしょうね・・・。
昨日の選挙で政権与党と次の総理大臣が誰かは決まりましたが(まだ任命はされていませんが)、組閣人事に注目が集まっています。
民主党は官僚主導政治打破を公言しているため、官僚の言いなりにならない大臣の起用が当然必要になります。
組閣人事に注目が集まるのも当然といえば当然でしょうか。
社民党党首の入閣などにも注目です。また人気取りでいえば田中真紀子さんの入閣も考えられそうですが、官僚と揉め事を起こしたことのある前歴からするとそう簡単にはいかないのでしょうね・・・。
2009.08.31 Monday
2005年の小泉首相の下での郵政選挙。結果はご存知のとおり、小泉チルドレンなどの造語も生まれ自民党が歴史的大勝を果たしました。
それから半年あまり、いわゆるライブドアショックが起きる2006年1月まで株式市場では信じられないような急騰が起こりました。
前回の衆院選のときは景気上昇局面の真っ只中。それに対し、今回は不況の真っ只中。
前回のような株価急騰は期待しにくいところでしょうが、どこまで外国人の資金が日本に入ってくるかに注目です。
それから半年あまり、いわゆるライブドアショックが起きる2006年1月まで株式市場では信じられないような急騰が起こりました。
前回の衆院選のときは景気上昇局面の真っ只中。それに対し、今回は不況の真っ只中。
前回のような株価急騰は期待しにくいところでしょうが、どこまで外国人の資金が日本に入ってくるかに注目です。
2009.08.31 Monday
寄り付いて時間を経過するごとに日経平均が上げ幅を拡大しています。9時20分近辺からは先週末比で200円以上の上昇となっています。
とりあえず民主党圧勝への期待が勝っているようです。
とりあえず民主党圧勝への期待が勝っているようです。
2009.08.31 Monday
落選した主な候補者と選挙区で敗れ比例復活した候補者(asahi)
■落選した主な候補者
【自民】
海部 俊樹 〈元〉首相
中川 昭一 〈元〉財務・金融相
山崎 拓 〈元〉党副総裁
久間 章生 〈元〉防衛相
笹川 尭 党総務会長
堀内 光雄 〈元〉党総務会長
赤城 徳彦 〈元〉農水相
柳沢 伯夫 〈元〉厚生労働相
丹羽 雄哉 〈元〉厚相
尾身 幸次 〈元〉財務相
深谷 隆司 〈元〉通産相
島村 宜伸 〈元〉農水相
鈴木 俊一 〈元〉環境相
片山さつき 〈元〉財務省課長
佐藤ゆかり 〈元〉外資証券社員
中馬 弘毅 〈元〉行革担当相
船田 元 〈元〉経企庁長官
中山 太郎 〈元〉外相
太田 誠一 〈元〉農水相
【公明】
太田 昭宏 党代表
北側 一雄 党幹事長
冬柴 鉄三 〈元〉国土交通相
【国民新】
綿貫 民輔 党代表
亀井 久興 党幹事長
【無所属】
中山 成彬 〈元〉国土交通相
橋本大二郎 〈元〉高知県知事
■選挙区で敗れ比例復活した候補者
【自民】
町村 信孝 〈元〉官房長官
伊吹 文明 〈元〉党幹事長
与謝野 馨 財務相
佐藤 勉 総務相
塩谷 立 文部科学相
野田 聖子 消費者行政相
甘利 明 行革担当相
林 幹雄 国家公安委員長
小池百合子 〈元〉防衛相
中川 秀直 〈元〉党幹事長
武部 勤 〈元〉党幹事長
(敬称略)
■落選した主な候補者
【自民】
海部 俊樹 〈元〉首相
中川 昭一 〈元〉財務・金融相
山崎 拓 〈元〉党副総裁
久間 章生 〈元〉防衛相
笹川 尭 党総務会長
堀内 光雄 〈元〉党総務会長
赤城 徳彦 〈元〉農水相
柳沢 伯夫 〈元〉厚生労働相
丹羽 雄哉 〈元〉厚相
尾身 幸次 〈元〉財務相
深谷 隆司 〈元〉通産相
島村 宜伸 〈元〉農水相
鈴木 俊一 〈元〉環境相
片山さつき 〈元〉財務省課長
佐藤ゆかり 〈元〉外資証券社員
中馬 弘毅 〈元〉行革担当相
船田 元 〈元〉経企庁長官
中山 太郎 〈元〉外相
太田 誠一 〈元〉農水相
【公明】
太田 昭宏 党代表
北側 一雄 党幹事長
冬柴 鉄三 〈元〉国土交通相
【国民新】
綿貫 民輔 党代表
亀井 久興 党幹事長
【無所属】
中山 成彬 〈元〉国土交通相
橋本大二郎 〈元〉高知県知事
■選挙区で敗れ比例復活した候補者
【自民】
町村 信孝 〈元〉官房長官
伊吹 文明 〈元〉党幹事長
与謝野 馨 財務相
佐藤 勉 総務相
塩谷 立 文部科学相
野田 聖子 消費者行政相
甘利 明 行革担当相
林 幹雄 国家公安委員長
小池百合子 〈元〉防衛相
中川 秀直 〈元〉党幹事長
武部 勤 〈元〉党幹事長
(敬称略)
2009.08.30 Sunday
市場の関心は新政権の政策 総選挙(asahi)
>日経平均株価は衆議院解散後の約40日間で、9652円02銭から1万0534円14銭と1割近く上昇した。ただ、直近は様子見ムードが強まり、商いは低迷して日経平均は一進一退。30日の総選挙の結果を受け、週明けの株式相場はどう反応するのか。
総選挙の結果が出れば、株価は大きく上昇もしくは下落に転じるのか。市場では否定的な見方が支配的だ。
都議選の勝利で民主躍進の予想が広がる中、学習塾や幼児用品、陸運株など、子ども手当や高速道路無料化など民主党の政策に関係する銘柄が目立って上昇。日興コーディアル証券の西広市エクイティ部長は「市場はすでに民主の勝利を予測して動いており、関心は選挙後の政策の行方に移っている」と話す。予想外の事態がなければ、投開票は株価に大きな影響を与えないとみる意見が大勢だ。
一方、長期的にみると、民主の政策は消費を刺激して景気を回復させると期待する声もある。マネックス証券の羽賀誠チーフストラテジストは「家計を助ける政策が進めば、小売りなど出遅れ気味の内需関連株が上がる可能性がある。日経平均の年内1万2000円台回復もありうる」と予想する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小売?小売ですか??
子供がいる家庭でもっとも抑えられているのはお父さんのお小遣いなのでしょうが、子供手当てがでてもお父さんのお小遣いは増えないのでしょうね・・・。もし増えたらランチ関連銘柄や晩酌関連、飲み屋銘柄、それにゴルフ関連銘柄なども恩恵を受けそうな気もするのですが・・・。
小売といっても小さい子ともがいて生活に四苦八苦している家庭はそんなに高級百貨店で大きな買い物はしないでしょうし、大手スーパーのほかはファミレス銘柄や回転すし銘柄などの「家族で週末に仲良く外食」銘柄などが買われるということでしょうか・・・。
いずれにせよ、キーワードは「高級」「セレブ」ではなく、「大衆」「家族」でしょうね。
>日経平均株価は衆議院解散後の約40日間で、9652円02銭から1万0534円14銭と1割近く上昇した。ただ、直近は様子見ムードが強まり、商いは低迷して日経平均は一進一退。30日の総選挙の結果を受け、週明けの株式相場はどう反応するのか。
総選挙の結果が出れば、株価は大きく上昇もしくは下落に転じるのか。市場では否定的な見方が支配的だ。
都議選の勝利で民主躍進の予想が広がる中、学習塾や幼児用品、陸運株など、子ども手当や高速道路無料化など民主党の政策に関係する銘柄が目立って上昇。日興コーディアル証券の西広市エクイティ部長は「市場はすでに民主の勝利を予測して動いており、関心は選挙後の政策の行方に移っている」と話す。予想外の事態がなければ、投開票は株価に大きな影響を与えないとみる意見が大勢だ。
一方、長期的にみると、民主の政策は消費を刺激して景気を回復させると期待する声もある。マネックス証券の羽賀誠チーフストラテジストは「家計を助ける政策が進めば、小売りなど出遅れ気味の内需関連株が上がる可能性がある。日経平均の年内1万2000円台回復もありうる」と予想する。
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小売?小売ですか??
子供がいる家庭でもっとも抑えられているのはお父さんのお小遣いなのでしょうが、子供手当てがでてもお父さんのお小遣いは増えないのでしょうね・・・。もし増えたらランチ関連銘柄や晩酌関連、飲み屋銘柄、それにゴルフ関連銘柄なども恩恵を受けそうな気もするのですが・・・。
小売といっても小さい子ともがいて生活に四苦八苦している家庭はそんなに高級百貨店で大きな買い物はしないでしょうし、大手スーパーのほかはファミレス銘柄や回転すし銘柄などの「家族で週末に仲良く外食」銘柄などが買われるということでしょうか・・・。
いずれにせよ、キーワードは「高級」「セレブ」ではなく、「大衆」「家族」でしょうね。
2009.08.29 Saturday
各新聞社の選挙前の事前調査では、「民主党が320議席以上獲得する勢い」という報道がなされています。
なぜここまで「320議席」という数字に各新聞社ともにこだわりをみせているかといいますと、それは「320議席」が衆議院議員の総議員480議席の3分の2を意味するからです。
現行憲法では衆参両議院で法案の議決が異なる場合、衆議院が3分の2以上で再可決すれば衆議院の法案が通ることになります(ただし衆議院の総数の3分の2ではなく「出席議員」の3分の2)。予算の裏づけが必要な法案については、予算は再可決の必要なく衆議院の予算案が通ります。
つまり、衆院で3分の2以上の議席を取れば、採決場では邪魔されることなく与党は自分たちの出したい法案を成立させることができるわけです。
もし民主党が320議席以上獲得できれば、民主党はある意味思い通りの政権運営が可能となるわけです。
ただ、民主党の本当の敵は内部にあります。
民主党の内部は、旧自民党出身の方、旧社会党の方など考え方の根本が異なる人たちの集まりです。鳩山・小沢体制が維持されるならば(+これに田中真紀子さんが外部大臣になるなどしたならば)、実はこの方々は旧自民党の巨大派閥に属していた人たちの血を受け継ぐ人たちです。
その意味で、もし民主党が勝利しそのうえで320議席以上獲得できた場合であっても、鳩山・小沢体制が続くようならば、これまでの自民党の一党独裁時代とは大きな経済政策の変化はない気もします。
つまり、民主党が勝った翌日から日本市場が大きく下げだすなんてことはまずないはずです。
とはいえ、ここ1週間衆院選の結果を見極めたいという様子見のような動きが続いており、320議席以上を民主党が獲得できたかどうかで来週の日本市場がどうなるか注目したいところです。
個人的には、もし320議席以上獲得できても「外部的には安定、民主党内部はもともと不安定」と考えています。鳩山・小沢体制において、内閣人事で民主党の旧出身政党(これもある意味派閥?)をどう処遇するかで民主党内部でどれだけ不満を抑えられるのか、結局は自民党で起こってきた派閥人事と同じようなことが民主党でも起こる気もします。
なぜここまで「320議席」という数字に各新聞社ともにこだわりをみせているかといいますと、それは「320議席」が衆議院議員の総議員480議席の3分の2を意味するからです。
現行憲法では衆参両議院で法案の議決が異なる場合、衆議院が3分の2以上で再可決すれば衆議院の法案が通ることになります(ただし衆議院の総数の3分の2ではなく「出席議員」の3分の2)。予算の裏づけが必要な法案については、予算は再可決の必要なく衆議院の予算案が通ります。
つまり、衆院で3分の2以上の議席を取れば、採決場では邪魔されることなく与党は自分たちの出したい法案を成立させることができるわけです。
もし民主党が320議席以上獲得できれば、民主党はある意味思い通りの政権運営が可能となるわけです。
ただ、民主党の本当の敵は内部にあります。
民主党の内部は、旧自民党出身の方、旧社会党の方など考え方の根本が異なる人たちの集まりです。鳩山・小沢体制が維持されるならば(+これに田中真紀子さんが外部大臣になるなどしたならば)、実はこの方々は旧自民党の巨大派閥に属していた人たちの血を受け継ぐ人たちです。
その意味で、もし民主党が勝利しそのうえで320議席以上獲得できた場合であっても、鳩山・小沢体制が続くようならば、これまでの自民党の一党独裁時代とは大きな経済政策の変化はない気もします。
つまり、民主党が勝った翌日から日本市場が大きく下げだすなんてことはまずないはずです。
とはいえ、ここ1週間衆院選の結果を見極めたいという様子見のような動きが続いており、320議席以上を民主党が獲得できたかどうかで来週の日本市場がどうなるか注目したいところです。
個人的には、もし320議席以上獲得できても「外部的には安定、民主党内部はもともと不安定」と考えています。鳩山・小沢体制において、内閣人事で民主党の旧出身政党(これもある意味派閥?)をどう処遇するかで民主党内部でどれだけ不満を抑えられるのか、結局は自民党で起こってきた派閥人事と同じようなことが民主党でも起こる気もします。
2009.08.29 Saturday
岡三オンライン証券、信用取引の手数料上げ(日経)
>岡三オンライン証券は10月1日から日本株の信用取引の手数料を引き上げる。売買代金が急増した影響で新たなシステム投資が必要になったため。1日の取引金額に応じて決まる定額の手数料体系と1回ごとの取引金額に応じて決まる手数料の両方を引き上げて、システム投資に必要な資金を調達する。
たとえば、1日当たりの信用取引の金額が500万円超600万円以下の場合、従来の手数料は700円だったが10月1日以降は1300円に引き上げる。岡三オンラインは2007年7月にインターネット取引のサービスを始めた。「業界最安値の手数料体系で顧客を獲得してきたが、想定より売買代金が膨らみシステムへの負荷がかかっている」という。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最近この証券会社を利用する人が増えているため、この発表にガッカリの人が多そうです。
>岡三オンライン証券は10月1日から日本株の信用取引の手数料を引き上げる。売買代金が急増した影響で新たなシステム投資が必要になったため。1日の取引金額に応じて決まる定額の手数料体系と1回ごとの取引金額に応じて決まる手数料の両方を引き上げて、システム投資に必要な資金を調達する。
たとえば、1日当たりの信用取引の金額が500万円超600万円以下の場合、従来の手数料は700円だったが10月1日以降は1300円に引き上げる。岡三オンラインは2007年7月にインターネット取引のサービスを始めた。「業界最安値の手数料体系で顧客を獲得してきたが、想定より売買代金が膨らみシステムへの負荷がかかっている」という。
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最近この証券会社を利用する人が増えているため、この発表にガッカリの人が多そうです。
2009.08.27 Thursday
衆院選まであと3日。選挙活動も終盤戦に差し掛かっています。
ここで国民はどんな政策を期待し投票を行うのか、それとも単に政権交代を期待しているのか、いろいろな見方がでてきているようです。
ただ、国民が意識しているかいなかに関わらず、この選挙の本当の争点は「われわれが払った税金を本当に必要なところに必要なだけ使ってくれる政党はどこか」ということです。
マスコミは政権選択選挙だと言っていますが(民主党もそういっている)、実際上の予算の使い手である行政府が無駄遣いをせずにちゃんと税金を使ってくれそうな政党にみんな国民は投票しようと考えているわけです。
*日本は議院内閣制の国ですのでアメリカなどとは異なり、予算を使い手(行政府)が誰かを国会(立法府)の選挙により決する仕組みになっています
麻生首相は「政権交代は景気後退だ」と駄洒落交じりの発言をされているようですが、国民には景気浮揚のために税金を使うことよりももっと使うべきことがあるだろと考えている人が増えているということです。
また、これまでの自民党政権のもとでは無駄遣いが多すぎると考えている人が民主党に投票しようとしているわけです。
もともとの国民主権の興りは、搾取され続けてきた税金がまともに使われているのか是正・監視にありました。予算の使い手である行政府を立法府である議会が予算や法律で拘束をかけるのです。その点から考えると、今回の民主党への票の集中は国民主権という観点からすれば至極真っ当な流れかと思います。
ただ、この国民主権と資本主義のもとでの経済の発展はまったくの別物です。
共産主義や社会主義のもとでは国民主権も資本主義も否定されますが、「国民主権=資本主義」ではありませんので・・・。
ここで国民はどんな政策を期待し投票を行うのか、それとも単に政権交代を期待しているのか、いろいろな見方がでてきているようです。
ただ、国民が意識しているかいなかに関わらず、この選挙の本当の争点は「われわれが払った税金を本当に必要なところに必要なだけ使ってくれる政党はどこか」ということです。
マスコミは政権選択選挙だと言っていますが(民主党もそういっている)、実際上の予算の使い手である行政府が無駄遣いをせずにちゃんと税金を使ってくれそうな政党にみんな国民は投票しようと考えているわけです。
*日本は議院内閣制の国ですのでアメリカなどとは異なり、予算を使い手(行政府)が誰かを国会(立法府)の選挙により決する仕組みになっています
麻生首相は「政権交代は景気後退だ」と駄洒落交じりの発言をされているようですが、国民には景気浮揚のために税金を使うことよりももっと使うべきことがあるだろと考えている人が増えているということです。
また、これまでの自民党政権のもとでは無駄遣いが多すぎると考えている人が民主党に投票しようとしているわけです。
もともとの国民主権の興りは、搾取され続けてきた税金がまともに使われているのか是正・監視にありました。予算の使い手である行政府を立法府である議会が予算や法律で拘束をかけるのです。その点から考えると、今回の民主党への票の集中は国民主権という観点からすれば至極真っ当な流れかと思います。
ただ、この国民主権と資本主義のもとでの経済の発展はまったくの別物です。
共産主義や社会主義のもとでは国民主権も資本主義も否定されますが、「国民主権=資本主義」ではありませんので・・・。