下記記事の見出し一覧
- はじめにー基本スタンスー (05/17)
- 私の投資スタイル(1) (05/17)
- 私の投資スタイル(2) (05/17)
- 私の投資スタイル(3)ーリスクマネジメントー (05/17)
- 私の投資スタイル(4)ー「買い時」について (05/17)
- 私の投資スタイル(5) (05/17)
- 私の投資スタイル(6) (05/17)
- 私の投資スタイル(7) (05/17)
- 私の投資スタイル(8) (05/17)
- 私の投資スタイル(9) (04/27)
2007.05.17 Thursday
私の株投資における基本スタンスを一言でいうと、つぎの言葉に集約されます。
私は「ファンダメンタル・テクニカルどちらを重視するということはなく、その場そのときの市場の雰囲気や群集心理の方向性をなにより重視します。
ちなみに予想や将来の予測はしないようにしています。欲張らないことはもちろんのこと、期待・願望も極力持たないようにしています。
先入観を排除し、ただ単に勢いのある銘柄のその勢いの方向に素直に乗ることだけを心掛けています。 」
ただ、これだけだと漠然としていて私が言いたいことがうまく伝わらないかもしれませんので、以下では私の投資スタイルについて詳しく記しておきます。
なお、私もまだ勉強の身ですので、今後スタイルが変わることも大いに考えられます。その際は、適宜修正していこうと思います。
*当ブログの主な目的がストップ高銘柄の追跡・検証にあるため誤解する方もいるかもしれませんが、私自身はストップ高狙いばかりしているわけではありません。そもそも特定の銘柄にこだわって買ったあと何ヶ月も待ち続けるという非効率的なことはしませんし、ストップ高が続いている銘柄を高値掴みすることもありません。
この誤解を解くために以下ご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(捕捉)
【予想・期待・願望・先入観といった主観を排除すべきとする理由】
大口投資家以外の通常の弱小投資家個人の予想や期待といった主観で基本的に市場は動きません。通常の個人投資家の主観で市場が動くのなら、個人投資家の9割が勝ち組になります。ご存知のとおり、実際には「デイトレーダーの9割が負け組、勝ち組はたったの1割」といわれています。
市場を動かしているのは、大口投資家や外国人投資家などの資金量の豊富な方が中心です。
ちなみに、個人投資家の主観がまったく市場に反映されないわけでもないです。ただし、個人投資家の主観が市場に影響を与えるのは、多くの個人投資家が冷静な判断ができないときです。たとえば、多くの弱小個人投資家の予期に反する動きになった場合の狼狽売りや失望売りがでてきて群集心理がマイナスに働く局面です。また、現在の中国市場のように株を買っておけば儲かるだろうと安易に考えている人が多く市場に参加しているイケイケの局面です。
私は「ファンダメンタル・テクニカルどちらを重視するということはなく、その場そのときの市場の雰囲気や群集心理の方向性をなにより重視します。
ちなみに予想や将来の予測はしないようにしています。欲張らないことはもちろんのこと、期待・願望も極力持たないようにしています。
先入観を排除し、ただ単に勢いのある銘柄のその勢いの方向に素直に乗ることだけを心掛けています。 」
ただ、これだけだと漠然としていて私が言いたいことがうまく伝わらないかもしれませんので、以下では私の投資スタイルについて詳しく記しておきます。
なお、私もまだ勉強の身ですので、今後スタイルが変わることも大いに考えられます。その際は、適宜修正していこうと思います。
*当ブログの主な目的がストップ高銘柄の追跡・検証にあるため誤解する方もいるかもしれませんが、私自身はストップ高狙いばかりしているわけではありません。そもそも特定の銘柄にこだわって買ったあと何ヶ月も待ち続けるという非効率的なことはしませんし、ストップ高が続いている銘柄を高値掴みすることもありません。
この誤解を解くために以下ご覧ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(捕捉)
【予想・期待・願望・先入観といった主観を排除すべきとする理由】
大口投資家以外の通常の弱小投資家個人の予想や期待といった主観で基本的に市場は動きません。通常の個人投資家の主観で市場が動くのなら、個人投資家の9割が勝ち組になります。ご存知のとおり、実際には「デイトレーダーの9割が負け組、勝ち組はたったの1割」といわれています。
市場を動かしているのは、大口投資家や外国人投資家などの資金量の豊富な方が中心です。
ちなみに、個人投資家の主観がまったく市場に反映されないわけでもないです。ただし、個人投資家の主観が市場に影響を与えるのは、多くの個人投資家が冷静な判断ができないときです。たとえば、多くの弱小個人投資家の予期に反する動きになった場合の狼狽売りや失望売りがでてきて群集心理がマイナスに働く局面です。また、現在の中国市場のように株を買っておけば儲かるだろうと安易に考えている人が多く市場に参加しているイケイケの局面です。
2007.05.17 Thursday
■基本的スタンス(詳細)
何度もいいます。私は、地合いやその場の相場の雰囲気、群集心理の方向性を客観的に肌で感じながら株取引することを心掛けています。個別銘柄のファンダメンタルもテクニカルよりも地合いや、その場の相場の雰囲気、群集心理の方向性の方を重視します。
その反面、主観的な要素は徹底的に排除します。自分が勝手に立てた予想や予測、期待その他の先入観は役に立たないだけでなく、取引の邪魔になります。大損するときは自分の主観と客観的な地合い・雰囲気とズレた場合に生じます。
通常の個人投資家が自分の主観的な判断を入れていいのは、「この時点でこの銘柄を買う」「この時点でこの銘柄を売る」という局面だけだと考えています。
例えて言うなら次のようになります。
エレベータに例えます。
このエレベータは地上50階、地下50階。エレベータの数は約4000本。ただし、昇りで1本・下りで1本ではなく、1本で上にも下にも行くエレベータです。
要するに、現在上場されている銘柄は約4000社。だからエレベータ4000本に例えています。自分が乗った時点を地上1階とし、地上に行くということは含み益を意味します。反対に、地下は含み損です。
このエレベータは、4000本それぞれ独特の動きをし、スピードもそれぞれ違いますし、また日によって時間帯によっても違います。
で、自分がその4000本のエレベータのうちどのエレベータに乗るのか、またどの時点で乗るのか、またどの階で降りるのかという局面でだけ個人の主観的判断が介入する余地があると私は考えています。
*この【エレベータの例】は以下でも至るところで出てきますので、しっかりと具体例の把握をお願いいたします(また、そのほかに【草原における草食動物の例】も以下で紹介いたします)。
何度もいいます。私は、地合いやその場の相場の雰囲気、群集心理の方向性を客観的に肌で感じながら株取引することを心掛けています。個別銘柄のファンダメンタルもテクニカルよりも地合いや、その場の相場の雰囲気、群集心理の方向性の方を重視します。
その反面、主観的な要素は徹底的に排除します。自分が勝手に立てた予想や予測、期待その他の先入観は役に立たないだけでなく、取引の邪魔になります。大損するときは自分の主観と客観的な地合い・雰囲気とズレた場合に生じます。
通常の個人投資家が自分の主観的な判断を入れていいのは、「この時点でこの銘柄を買う」「この時点でこの銘柄を売る」という局面だけだと考えています。
例えて言うなら次のようになります。
エレベータに例えます。
このエレベータは地上50階、地下50階。エレベータの数は約4000本。ただし、昇りで1本・下りで1本ではなく、1本で上にも下にも行くエレベータです。
要するに、現在上場されている銘柄は約4000社。だからエレベータ4000本に例えています。自分が乗った時点を地上1階とし、地上に行くということは含み益を意味します。反対に、地下は含み損です。
このエレベータは、4000本それぞれ独特の動きをし、スピードもそれぞれ違いますし、また日によって時間帯によっても違います。
で、自分がその4000本のエレベータのうちどのエレベータに乗るのか、またどの時点で乗るのか、またどの階で降りるのかという局面でだけ個人の主観的判断が介入する余地があると私は考えています。
*この【エレベータの例】は以下でも至るところで出てきますので、しっかりと具体例の把握をお願いいたします(また、そのほかに【草原における草食動物の例】も以下で紹介いたします)。
2007.05.17 Thursday
■私はデイトレーダーか
まず投資スタイルといって思い浮かべるのが、株の保有期間による分類です。つまり、デイトレーダーなのか、短期投資なのか、中期投資・長期投資なのかということです。また、デイトレの中でもただ単に買ったその日のうちに手仕舞いするのか、ほんの数分間だけ保有し数ティック抜きによる利益を重ねるタイプなのかでも投資スタイルは分類できます。
では私はデイトレーダーか。
答えは「違う」です。だとすると、中長期投資家か。それも「違う」です。
前にも申しましたように、私は「ただ単に勢いのある銘柄のその勢いの方向に素直に乗ることだけを心掛けて」います。ですから、その勢いが続いているうちはその株を保有し続け、勢いがなくなったと感じたら売却して利益確定します。
また、「その場そのときの市場の雰囲気や群集心理の方向性をなにより重視」しているため、買ったその銘柄がいかに勢いがあったとしても地合いが悪化してその地合いの悪さに影響されそうだと感じたらいったん売って様子を見ます。
ですから、もし買った銘柄が勢いを失わなければ勢いがなくなるまで保有しつづけるため、結果的にスイング投資や中期投資に近くなります。ただし、買ったのにその日のうちに勢いがなくなって下げ始めたらすぐ売りますので、結果的にデイトレーダーとやっていることは同じになります。
とはいえ、仮に1日で手仕舞いすることがあってもそれは小刻みに利益を積み上げるためではなく、リスクマネジメントの観点からあえてポジションを現金にしていることになります。
従来から資産運用では、「資産を分散投資し、ポートフォリオを組む」のが正しい姿だと思われてきました。もちろんこの手法は危険を分散しリスクマネジメントを図るうえで今でも有益な手法です。
ただ、勘違いしてはならないのは、この手法がなりたつのは「資産を分散できるほどの資産を有する方で、その資産を放置して遊ばせておくだけではもったいない人が投資する場合」ということです。この手法があてはまるのは、大きな資産を運用する機関投資家の方や大きな財をなした個人投資家ということになります。
なぜここまで「資産分散、ポートフォリオ」が資産運用の合言葉のようにいわれていたかといいますと、これまで株などで本を書いていた方が機関投資家などの資産運用のプロの方であったり、すでに株で億万長者になって「資産を分散できるほどの資産を有する方」が中心だったことと無関係ではないと思います。また、証券会社が顧客に損をさせてはまずいため、自分たちの分散スタイルを教示した面もあるのかもしれません。
では、投資できる資産が少ない通常の個人投資家には「資産の分散」は不要か。
このように問われれば、答えは通常の個人投資家でも「資産の分散」は必要です。といいますか、「資産の分散」必要であり、かつ不可欠だと思います。
ただ、「資産の分散」の仕方が違います。
大きな資産を運用する投資家の方は、投資する分野や銘柄で分散させています。いわば、資産の平面的分散です(例えているなら「横の分散」)。
これに対して、通常の個人投資家がなすべき分散方法は「時間的分散」です(「ヨコの分散」との対比でいえば「タテの分散」)。
要するに、ネット証券でかんたん手軽に売り買いできる現在においては、株を保有している時間をなるべく短くすることによりリスクマネジメントを図るべきことになります。当たり前のことですが、自分の買った銘柄の株価が下がるから損をするのであり、下がる株を売ってしまえばそれ以上は損はしません。
逆に、運用できる資産が少ない人が買う銘柄を分散させてもあまり意味はありません。
例えば、同時に3銘柄買う場合、その3銘柄が同じ時期に同じ上昇の仕方をするならどれか1銘柄買えばすむことになります。また、そのうちの1銘柄だけが上がれば、その銘柄に集中して資金を投下した方が儲けが大きくなります。もし1銘柄が上がり残りの2銘柄が下がれば儲けはなくなります。
以上から、通常の個人投資家にも「資産の分散」は必要ですが、必要なのは「時間的分散」(「タテの分散」)になります。
通常の個人投資家にもリスクマネジメントの意識および対処は必須です。ただ、これまでのポートフォリオを組んで分野ごと銘柄ごとに資金の分散を図るという手法は通常の個人投資家には非効率的で、ネット証券全盛の現在にはマッチしなくなっています。
*リスクマネジメントの重要性については誰でもわかりきっていることです。そのため、「重要、重要」と叫ぶだけでは意味がないため、次の項ではリスクマネジメントの図り方について詳述します。
まず投資スタイルといって思い浮かべるのが、株の保有期間による分類です。つまり、デイトレーダーなのか、短期投資なのか、中期投資・長期投資なのかということです。また、デイトレの中でもただ単に買ったその日のうちに手仕舞いするのか、ほんの数分間だけ保有し数ティック抜きによる利益を重ねるタイプなのかでも投資スタイルは分類できます。
では私はデイトレーダーか。
答えは「違う」です。だとすると、中長期投資家か。それも「違う」です。
前にも申しましたように、私は「ただ単に勢いのある銘柄のその勢いの方向に素直に乗ることだけを心掛けて」います。ですから、その勢いが続いているうちはその株を保有し続け、勢いがなくなったと感じたら売却して利益確定します。
また、「その場そのときの市場の雰囲気や群集心理の方向性をなにより重視」しているため、買ったその銘柄がいかに勢いがあったとしても地合いが悪化してその地合いの悪さに影響されそうだと感じたらいったん売って様子を見ます。
ですから、もし買った銘柄が勢いを失わなければ勢いがなくなるまで保有しつづけるため、結果的にスイング投資や中期投資に近くなります。ただし、買ったのにその日のうちに勢いがなくなって下げ始めたらすぐ売りますので、結果的にデイトレーダーとやっていることは同じになります。
とはいえ、仮に1日で手仕舞いすることがあってもそれは小刻みに利益を積み上げるためではなく、リスクマネジメントの観点からあえてポジションを現金にしていることになります。
従来から資産運用では、「資産を分散投資し、ポートフォリオを組む」のが正しい姿だと思われてきました。もちろんこの手法は危険を分散しリスクマネジメントを図るうえで今でも有益な手法です。
ただ、勘違いしてはならないのは、この手法がなりたつのは「資産を分散できるほどの資産を有する方で、その資産を放置して遊ばせておくだけではもったいない人が投資する場合」ということです。この手法があてはまるのは、大きな資産を運用する機関投資家の方や大きな財をなした個人投資家ということになります。
なぜここまで「資産分散、ポートフォリオ」が資産運用の合言葉のようにいわれていたかといいますと、これまで株などで本を書いていた方が機関投資家などの資産運用のプロの方であったり、すでに株で億万長者になって「資産を分散できるほどの資産を有する方」が中心だったことと無関係ではないと思います。また、証券会社が顧客に損をさせてはまずいため、自分たちの分散スタイルを教示した面もあるのかもしれません。
では、投資できる資産が少ない通常の個人投資家には「資産の分散」は不要か。
このように問われれば、答えは通常の個人投資家でも「資産の分散」は必要です。といいますか、「資産の分散」必要であり、かつ不可欠だと思います。
ただ、「資産の分散」の仕方が違います。
大きな資産を運用する投資家の方は、投資する分野や銘柄で分散させています。いわば、資産の平面的分散です(例えているなら「横の分散」)。
これに対して、通常の個人投資家がなすべき分散方法は「時間的分散」です(「ヨコの分散」との対比でいえば「タテの分散」)。
要するに、ネット証券でかんたん手軽に売り買いできる現在においては、株を保有している時間をなるべく短くすることによりリスクマネジメントを図るべきことになります。当たり前のことですが、自分の買った銘柄の株価が下がるから損をするのであり、下がる株を売ってしまえばそれ以上は損はしません。
逆に、運用できる資産が少ない人が買う銘柄を分散させてもあまり意味はありません。
例えば、同時に3銘柄買う場合、その3銘柄が同じ時期に同じ上昇の仕方をするならどれか1銘柄買えばすむことになります。また、そのうちの1銘柄だけが上がれば、その銘柄に集中して資金を投下した方が儲けが大きくなります。もし1銘柄が上がり残りの2銘柄が下がれば儲けはなくなります。
以上から、通常の個人投資家にも「資産の分散」は必要ですが、必要なのは「時間的分散」(「タテの分散」)になります。
通常の個人投資家にもリスクマネジメントの意識および対処は必須です。ただ、これまでのポートフォリオを組んで分野ごと銘柄ごとに資金の分散を図るという手法は通常の個人投資家には非効率的で、ネット証券全盛の現在にはマッチしなくなっています。
*リスクマネジメントの重要性については誰でもわかりきっていることです。そのため、「重要、重要」と叫ぶだけでは意味がないため、次の項ではリスクマネジメントの図り方について詳述します。
2007.05.17 Thursday
■リスクマネジメントの図り方
上述した「時間的分散(タテの分散)」の観点からすると、株を保有している時間が短ければ短いほど株価が下落する危険は小さいはずです。上がり始めた株を買って上がっている最中に売れば、損のしようがありません。多くのデイトレーダーが買ってすぐ売るのは、非常に理にかなっていると思います。
【三枝語録】「デイトレの最大の利点はリスクマネジメントにある」
ただ、誰しも危険回避の重要性は嫌というほど認識しているはずであり、問題はどうやって危険を回避する手立てを講じるかにあります。
私の場合、現在は以下のような手立てを講じています。
*なお、ここで前もって注意点を言っておきますと、どの時点で危険回避の手立てを講じるかが重要ではないということです。買った後にだけ危険回避の手立てを講じるだけでは足りないということです。
ある銘柄を買る時、売る時、銘柄選びをするとき、相場全体の地合いを判断するときなど、株取引において判断を迫られる場合のあらゆる全過程において危険回避の手立てを講じる必要があります。
とにかく損をしないこと、これが株取引をやる場合の大前提であるるともに、私は株で儲けるための前提であると考えています。
(1)損切りの徹底
損切りの重要性については当ブログの至るところで述べてきました。そこで、ここではあえて損切りの重要性については繰り返さないことにします。
ただ、損切りを徹底するといっても、やはり理想論としては「買値撤退」がもっとも望ましいことはいうまでもありません。最悪でも買値の1ティック下でも損切りです。撤退する場合の損は小さい方がいいに決まっています。
【三枝語録】「含み損の株は1秒たりとも持たない」
ところで、損切りの重要性については巷でも盛んに言われており、頭ではわかっていても実行できない方も多いと思います。
一般的には、とにかく「感情を持たずに機械的に損切りする」のが最善という言われ方をしています。
しかし、私に言わせると、「感情を持たずに機械的に損切りする」ためには、自分なりに「損切りしやすい状況・態勢を作ったうえでその銘柄に介入する」ことにより損切りしやすくなると考えています。
この点については述べだすと長くなるので、後述します。
(2)「買い時」にこだわる
危険回避という観点からは、実は「買い時」も非常に重要になります。
この点については、次の項目で詳しく述べます。
(3)多くの銘柄に闇雲に介入しない
(4)
上述した「時間的分散(タテの分散)」の観点からすると、株を保有している時間が短ければ短いほど株価が下落する危険は小さいはずです。上がり始めた株を買って上がっている最中に売れば、損のしようがありません。多くのデイトレーダーが買ってすぐ売るのは、非常に理にかなっていると思います。
【三枝語録】「デイトレの最大の利点はリスクマネジメントにある」
ただ、誰しも危険回避の重要性は嫌というほど認識しているはずであり、問題はどうやって危険を回避する手立てを講じるかにあります。
私の場合、現在は以下のような手立てを講じています。
*なお、ここで前もって注意点を言っておきますと、どの時点で危険回避の手立てを講じるかが重要ではないということです。買った後にだけ危険回避の手立てを講じるだけでは足りないということです。
ある銘柄を買る時、売る時、銘柄選びをするとき、相場全体の地合いを判断するときなど、株取引において判断を迫られる場合のあらゆる全過程において危険回避の手立てを講じる必要があります。
とにかく損をしないこと、これが株取引をやる場合の大前提であるるともに、私は株で儲けるための前提であると考えています。
(1)損切りの徹底
損切りの重要性については当ブログの至るところで述べてきました。そこで、ここではあえて損切りの重要性については繰り返さないことにします。
ただ、損切りを徹底するといっても、やはり理想論としては「買値撤退」がもっとも望ましいことはいうまでもありません。最悪でも買値の1ティック下でも損切りです。撤退する場合の損は小さい方がいいに決まっています。
【三枝語録】「含み損の株は1秒たりとも持たない」
ところで、損切りの重要性については巷でも盛んに言われており、頭ではわかっていても実行できない方も多いと思います。
一般的には、とにかく「感情を持たずに機械的に損切りする」のが最善という言われ方をしています。
しかし、私に言わせると、「感情を持たずに機械的に損切りする」ためには、自分なりに「損切りしやすい状況・態勢を作ったうえでその銘柄に介入する」ことにより損切りしやすくなると考えています。
この点については述べだすと長くなるので、後述します。
(2)「買い時」にこだわる
危険回避という観点からは、実は「買い時」も非常に重要になります。
この点については、次の項目で詳しく述べます。
(3)多くの銘柄に闇雲に介入しない
(4)
2007.05.17 Thursday
■「買い時」にこだわる
「買い時」、すなわちその銘柄に介入する時期は非常に重要です。
いつ下がるかわからないという局面での買いは、保有している間中ずっとドキドキハラハラであり、「売り時」にも影響してきます(「買い時」については「チキン防止」という項目でも詳述します)。
理想論を漠然というならば、「買い時」はもうこれ以上は下がらないだろうという限界線ということになると思います。これを具体的に言い出すと銘柄やその日の地合いなどで多種多様な買い時のパターンがでてきてしまうので、この場合はこう、この場合はこうと画一的にいうことはできません。
ただ、あえて言うならば、順張りの局面では押し目で買う、逆張りでは底入れが確認してから買うということになります。
とはいえ、これはあくまで原則であり、例外はありますし、臨機応変に応用していかなければならない場合もあります。特に、何らかの好材料がでた場合などは強気で買いでいい場合などもあります。銘柄によっては独特のクセを繰り返す銘柄もあるため、その銘柄の動きを熟知するまで観察していたときは、「買い時」の判断の間違いも少なくなります。
ですから、「買い時」はいつかと一言で答えるならば、「買ったあとに心臓がドキドキハラハラせず、悠然と上昇を待つことができるくらいの根拠や裏づけのある状態で自信をもって買った時」となります。
答えになっていないようですが、毎日相場に向かい勝ち負けを繰り返すうちに経験を積んでいけば、自分なりの「買い時」がわかってくるのだろうと思います。「買い時」は人それぞれです。
私にとっての「買い時」はいつかと問われれば、それは今まで経験的に失敗したことの無い時です。つまり、ここで買って損をしたという局面は「買い時」ではないことになります。いわば消去法です。
ここで買って損をしたという局面を列挙すると・・・
■急騰を始めた銘柄を急騰の途中に買いをいれたとき
→買ったときが最高値かもしれず、いつ下げるかわからずに介入しているため、ハラハラドキドキでチキンになってしまいすぐ売ってしまいました。それ故、今では急騰してからは買わず、板などをみて上昇しそうな銘柄を上昇する前を「買い時」と考えるようにしています。
■地合いが悪く相場全体が下げ基調のとき
→「個別銘柄のファンダメンタルもテクニカルも地合いには勝てない」が私のポリシーです。これも経験により地合いが悪いときはいつ買っても下げるということを知りました。こういうときはまさに「休むも相場」しかありません。
地合いが悪いときは、いつが「買い時」かを考えるのではなく、地合いが回復するまで買いません。
■激しい値動きの銘柄や時間帯に買ったとき
→大きく値幅を取るには値動きの大きい銘柄を狙うのが鉄則です。ただ、多くのデイトレーダーの好む値動きの激しい銘柄ではずっとハラハラドキドキを強いられるため、利益が上がるときもある反面、損切りすることもありました。
よく考えたら、値動きが激しい銘柄では買っても同じくらい負けることがわかったので、今は動きが静まってから押し目狙いをして噴火を待つ手法をとっています。
「買い時」、すなわちその銘柄に介入する時期は非常に重要です。
いつ下がるかわからないという局面での買いは、保有している間中ずっとドキドキハラハラであり、「売り時」にも影響してきます(「買い時」については「チキン防止」という項目でも詳述します)。
理想論を漠然というならば、「買い時」はもうこれ以上は下がらないだろうという限界線ということになると思います。これを具体的に言い出すと銘柄やその日の地合いなどで多種多様な買い時のパターンがでてきてしまうので、この場合はこう、この場合はこうと画一的にいうことはできません。
ただ、あえて言うならば、順張りの局面では押し目で買う、逆張りでは底入れが確認してから買うということになります。
とはいえ、これはあくまで原則であり、例外はありますし、臨機応変に応用していかなければならない場合もあります。特に、何らかの好材料がでた場合などは強気で買いでいい場合などもあります。銘柄によっては独特のクセを繰り返す銘柄もあるため、その銘柄の動きを熟知するまで観察していたときは、「買い時」の判断の間違いも少なくなります。
ですから、「買い時」はいつかと一言で答えるならば、「買ったあとに心臓がドキドキハラハラせず、悠然と上昇を待つことができるくらいの根拠や裏づけのある状態で自信をもって買った時」となります。
答えになっていないようですが、毎日相場に向かい勝ち負けを繰り返すうちに経験を積んでいけば、自分なりの「買い時」がわかってくるのだろうと思います。「買い時」は人それぞれです。
私にとっての「買い時」はいつかと問われれば、それは今まで経験的に失敗したことの無い時です。つまり、ここで買って損をしたという局面は「買い時」ではないことになります。いわば消去法です。
ここで買って損をしたという局面を列挙すると・・・
■急騰を始めた銘柄を急騰の途中に買いをいれたとき
→買ったときが最高値かもしれず、いつ下げるかわからずに介入しているため、ハラハラドキドキでチキンになってしまいすぐ売ってしまいました。それ故、今では急騰してからは買わず、板などをみて上昇しそうな銘柄を上昇する前を「買い時」と考えるようにしています。
■地合いが悪く相場全体が下げ基調のとき
→「個別銘柄のファンダメンタルもテクニカルも地合いには勝てない」が私のポリシーです。これも経験により地合いが悪いときはいつ買っても下げるということを知りました。こういうときはまさに「休むも相場」しかありません。
地合いが悪いときは、いつが「買い時」かを考えるのではなく、地合いが回復するまで買いません。
■激しい値動きの銘柄や時間帯に買ったとき
→大きく値幅を取るには値動きの大きい銘柄を狙うのが鉄則です。ただ、多くのデイトレーダーの好む値動きの激しい銘柄ではずっとハラハラドキドキを強いられるため、利益が上がるときもある反面、損切りすることもありました。
よく考えたら、値動きが激しい銘柄では買っても同じくらい負けることがわかったので、今は動きが静まってから押し目狙いをして噴火を待つ手法をとっています。
2007.05.17 Thursday
■まずは損をしない態勢を整える(リスクマネジメント重視)
含み損の株は持たない
理想は買ってすぐに株価が買った価格を上回ること。これによりチキンも防げる。
そのためにはロットを減らし何度も介入する
デイトレの最大の武器はリスクマネジメント
時間があるときに加筆いたします
含み損の株は持たない
理想は買ってすぐに株価が買った価格を上回ること。これによりチキンも防げる。
そのためにはロットを減らし何度も介入する
デイトレの最大の武器はリスクマネジメント
時間があるときに加筆いたします
2007.05.17 Thursday
■心理的に心臓がドキドキしない態勢を整える
いわゆるチキンにならないように
時間があるときに加筆いたします
いわゆるチキンにならないように
時間があるときに加筆いたします
2007.04.27 Friday
ところで私の印象では、デイトレーダーでもっとも多いのは次のような「利益も出すが損失も出す」タイプ。
(ア)利益と同じくらい損をすれば資産は増えない、(イ)利益の額が損失の額より多ければ儲け、(ウ)利益より損失が極端に多い方は大損。
(ア)〜(ウ)のどれかになるかはやってみないとわからない。銘柄選びはランキングなどを見ながらの場当たり的。だから、介入した銘柄の独特の動きを観察することはなく、介入後はいつもビクビク、ハラハラ。だから、下落が怖くて利益確定も早くなってしまい、儲けも小さい。
負けたら後悔、買っても利益が小さければ後悔。でも、なぜ利益が小さくなったかの反省は「売るのが早すぎた、今度はもっと我慢しよう」ということだけ。ビクビクハラハラ取引をしている段階ですでに早売りになることは当たり前であるにもかかわらず。
私が目指すのは、個別銘柄独特の動きを観察し続けることによりその銘柄のクセを見つける。これにより、ちょっと下げたらそこで売るかの判断もできるし、そこは我慢で買い増しもできるという判断もできる。
すべてはその銘柄の動きは「自分の手の中にあるという自信」を持てるくらい個別銘柄の動きを熟知すること。
その銘柄の動きを熟知すればビクビクハラハラがなくなり、安心して冷静な売り買いの判断ができる。
ただ、これは私の理想形であり、いつもこのような取引ができているわけではありません。私にもこのような取引ができるときがある反面、今でも早売りになることがあります。
「魚のアタマと尻尾はネコにでもくれてやれ」と言われることがあります。しかし、これは鯵や鰯のような小さい小魚を大量にとって食べる場合について言えることであり、私はマグロのような大きな魚を一本釣りで狙っています。
マグロはカマやほほ肉、目の部分などアタマの部分も捨てがたいんです。
(ア)利益と同じくらい損をすれば資産は増えない、(イ)利益の額が損失の額より多ければ儲け、(ウ)利益より損失が極端に多い方は大損。
(ア)〜(ウ)のどれかになるかはやってみないとわからない。銘柄選びはランキングなどを見ながらの場当たり的。だから、介入した銘柄の独特の動きを観察することはなく、介入後はいつもビクビク、ハラハラ。だから、下落が怖くて利益確定も早くなってしまい、儲けも小さい。
負けたら後悔、買っても利益が小さければ後悔。でも、なぜ利益が小さくなったかの反省は「売るのが早すぎた、今度はもっと我慢しよう」ということだけ。ビクビクハラハラ取引をしている段階ですでに早売りになることは当たり前であるにもかかわらず。
私が目指すのは、個別銘柄独特の動きを観察し続けることによりその銘柄のクセを見つける。これにより、ちょっと下げたらそこで売るかの判断もできるし、そこは我慢で買い増しもできるという判断もできる。
すべてはその銘柄の動きは「自分の手の中にあるという自信」を持てるくらい個別銘柄の動きを熟知すること。
その銘柄の動きを熟知すればビクビクハラハラがなくなり、安心して冷静な売り買いの判断ができる。
ただ、これは私の理想形であり、いつもこのような取引ができているわけではありません。私にもこのような取引ができるときがある反面、今でも早売りになることがあります。
「魚のアタマと尻尾はネコにでもくれてやれ」と言われることがあります。しかし、これは鯵や鰯のような小さい小魚を大量にとって食べる場合について言えることであり、私はマグロのような大きな魚を一本釣りで狙っています。
マグロはカマやほほ肉、目の部分などアタマの部分も捨てがたいんです。